チームラボ★アイランド
踊る!美術館と
学ぶ!未来の遊園地
に行ってきました。
今回のおすすめはなんといってもこれ。その名も「百年海図巻 アニメーションのジオラマ」。
まるで俵屋宗達作「松島図屏風(アメリカ・フリーア美術館蔵)」のような島が海の上に浮かんで、そして流され、最後には金屏風の画面全体が海になるという、ものすごい迫力のある大画面。
上映時間はなんと100年!
説明書きによると、1世紀後の海面の上昇をイメージしているとのことです。
この作品以外にも、昨年、東京・お台場の「日本科学未来館」で開催された同じ展覧会には出品されていなかった作品も展示されていました。
会場には入ってすぐにお出迎えしてくれる「憑依する滝」。
外はものすごい暑さだったので、涼しげな風が吹いてきそうでホッとします。
続いて「花と人、コントロールできないけれども、共に生きる-A Whole Year per Hour」。
こちらはお台場でもありましたが、こんなに色とりどりの花があったのだとあらためて驚きました。
そして、会場の広さの制約か、少し小振りになった動く伊藤若冲「世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う」。小さくても鳥や動物の動きが楽しませてくれます。
「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして分割された視点-Light in Dark」
こちらもお台場にありましたが、音楽の盛り上がりとダイナミックな動きの映像のコラボは、何回見ても感動的です。
以上が「踊る!美術館」のパート。
続いて「学ぶ!未来の遊園地」 のパートも健在です。
こちらは「お絵かき水族館」。
子どもたちめいめいが描いた塗り絵のイカや海亀、魚がスクリーンの上を、まるで水族館の水槽の中のように泳いでいます。
夏休み期間中ということもあって、親子連れで大にぎわいでした。
こちらは「つくる!僕の天才ケンケンパ」。
子どもが画面の石の上を歩くと、石がシャボンのようにはじけます。
こちらも子どもたちに人気でした。
「チームラボ★アイランド 踊る!美術館と 学ぶ!未来の遊園地」は大分市美術館で9月25日(日)まで開催しています。
まだ1ヶ月近くあります。
温泉旅行などで大分方面に行かれる方、ぜひ立ち寄ってみてください。
大分市美術館の公式サイトはこちらです。
大分市美術館
チームラボの作品紹介はこちらです。
展覧会公式ホームページ