2014年8月24日日曜日

最近行った美術展(2) 特別展「台北 國立故宮博物院」

「メトロポリタン美術館 古代エジプト展」で古代エジプトの世界に迷い込んだあとは、東京国立博物館で開催中の特別展「台北 國立故宮博物院」で中国皇帝の芸術コレクションにため息をついてきました。

こちらは東京会場バージョンのパンフレットです。 


今回の展覧会は、台北 國立故宮博物院の約70万点の収蔵品の中からよりすぐりの186作品が展示される豪華なもので、自らも筆をとり、書画や古器を愛し、文化事業を保護奨励した北宋の第8代皇帝 徽宗(1082-1135 在位 1100-1125)、その徽宗を敬愛し、学術を奨励した清の第6代皇帝 乾隆帝(1711-99 在位1735-1795)のコレクションを中心に、歴代皇帝の蒐集した美術品がずらりと並んでいます。

特別展だけではありません。
本館やアジア・ギャラリー(東洋館)でも「台北 國立故宮博物院」とコラボした作品が展示されているので、こちらも見逃せないです。
詳細はこちらでチェックしてみてください。
 ↓
http://www.tnm.jp/?mobile_view_mode=pc&tnm_session=0jisgfdnikc6qit4oes5qe1ch2

これだけの素晴らしい作品を見ると、もっと他のものも見てみたいという気になってきます。
ぜひとも近いうちに現地に行って、今回は見逃してしまった大人気の翠玉白菜や、日本に来なかった所蔵品も見に行きたいですね。

東京国立博物館での開催は9月15日(月・祝)まで、その後は会場を九州に移し、10月7日から11月30日までは九州国立博物館で開催されます。
九州会場だけで公開される作品もあり、話題の「肉形石」は10月7日~10月20日まで限定公開されます。
10月はちょうど九州に行く用事があって九州会場にも行く予定ですので、今から楽しみです。



こちらはパンフレットの裏面で、九州会場バージョンです。